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本島 健次; 勝山 和夫; 山崎 保夫
Annals of Nuclear Energy, 4(9-10), p.453 - 456, 1977/10
被引用回数:1通常の水酸化鉄凝集沈殿による低レベル放射性廃水の凝集沈澱処理において、廃水に少量のジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム(DDTC)を加えることによって放射性コバルトの除去が著しく改善される。 DDTCの所要量は10ppmのみであり処理プロセスに悪影響を及ぼすことはなく、処理済廃水中に検出されることもない。10Ci/mlレベルのコバルト-60を含む合成放射性廃水に対してDDTCを加えないときの約5倍のDF80~100と高い除去係数が得られた。 大洗研究所の廃水プラントを用いて処理した結果についても紹介する。
桜井 明; 長岡 幸男; 森下 悟; 和達 嘉樹
日本原子力学会誌, 17(1), p.27 - 30, 1975/01
放射性核種に Cs、CoおよびCeを含む低レベルの放射性汚染海水64mを、凝集沈殿処理装置により二段処理した。第一段処理は、Csの除法を目的としてフェロシアン化銅(Cu〔Fe(CN)〕凝集により、引き続き第二段処理は、CoおよびCeの除去を目的としてアルカリ性にて、リン酸カルシウム(Ca(PO))凝集により行った。その結果、放射性汚染は、第一段処理で最大許容水中濃度の1/10以下以下まで除去され、さらに第二段処理で1/25程度まで除去された。結局、この凝集沈殿二段処理の全除染係数に約10の値を得た。一方、凝集沈殿スラッジは、含水率約90%に減圧脱水され、工学的保管のため200l鋼製容器、すなわちドラム缶内にて、セメントにより固化された。